今週のお題「さむい」
田舎で暮らしていくのに欠かせない町内会活動
なかには抵抗を覚える方もいらっしゃると思いますが、田舎で生活していく上で町内会活動は欠かすことのできないつながりのひとつです。町、所属している町内会によって様々ですが月毎、年毎に予定されている様々な催しや町内会費の徴収、回覧板の整理や受け渡しなどその他にもいろいろと役割があります。
こどもの頃は意識していませんでしたが、Uターンして来てから町内会と関わることで気付いたいくつかのことを挙げてみます。
というのも、昨日は私が所属している町内会の年総会でした。昨年から町内会の活動に少しずつ参加していましたが、恐ろしいことにこの〈町内会〉というものに対して全く興味や関心を持っていない自分に気付き、せっかくだし考えてみようという気持ちです。
町内会によって活動はまちまち
遠別町の場合、住宅は公営住宅がほとんどでその他は一軒家という感じ。民間不動産業者が1件もないので「この町内会に入りたいからここに住もう」という人はおそらく少ないんじゃないかと思います。ちょうど空きが出た住宅に申し込んで、問題なければその住宅に住む。その流れによって自分が所属する町内会も決定されます。
地区によって年齢層や職業も様々ですが、高齢者の多い町内会や役場職員が多い町内会、漁師や農家さんが多い町内会、先生が多い町内会などある程度町内会の色のようなものが見えてきます。もちろん、職業だけではなく町内会に対する思い、気持ち、意識によっても変わってきますがそれらによって町内会活動が活発なのか、そうでもないのかが決まります。
町内会活動はあくまでも余暇活動
田舎に来て自分も色々な役割を持つことになりました。
- 広報委員
- 芸術鑑賞委員会
- 消防団(※)
- 町内会班長
役割を持っているものとしてはこれくらいですが、それ以外にも色んな活動に顔を出しています。町内会の活動はこういった役割の中でも特に余暇活動に近いんじゃないかな。仕事とは全く別の動き。今まではここをなんだか少し勘違いしていたようです。〈地域おこし協力隊〉としての活動の一環みたいな変な義務感。
当然のことですが、すっかり見落としていました。「町内会活動は自分の住む地区で暮らしていく上でより良い生活を送るためのシステム」だ、ということ。
町内会は町の縮図
町内会総会に出て感じたこと、それは「町内会は町の縮図じゃね?」ということ。ことばでどう表現していいかわからないのですが。若干のマンネリ感を持ちながら、毎年決まったことに取り組みつつ、実はちょっと期待して、でも特に大きな変化もない。少しずつ年齢を重ねていく町内会員。少しずつ活動の幅を縮小せざるを得ない…。
そんな雰囲気に3年めにしてようやっと他人事じゃなく自分事として考えられるようになりました。
今年は町内会活動を積極的に
正直なことを言えば面倒なことも多く近い話で言えば毎月末、6月まで班の町内会費の徴収をしなくてはならなかったり、今季はゴミステーション前の除雪も私の担当です。それでもやっぱり町内会というシステムは田舎に必要で、もっとうまく活用できないかなぁと前向きに捉えようと思えました。もっと楽しいことができるはず。
今年は町内会界のエンターテイナーになるぞ、と新たな目標が出来ました。
自分の町の町内会活動でこんな面白い活動があるよ、という方はぜひご連絡下さい。
お問い合わせ頂いた方にはお手製のゆるめにめぐるポストカードを一枚プレゼントします。ご協力のほど、宜しくお願い致します。