仮装盆踊りが終わる
仮装盆踊り大会の終焉とともにぼくの夏が終わりました。
秋の始まりを伝える小麦の刈り取りも先週末にはひと段落したようです。外の空気も夏らしい蒸し暑さはどこかへ消えて日中でも半袖では肌寒く感じます。
仮装盆踊り大会の終焉とともにぼくの夏が終わりました。タイトルの通り、今年は準優勝となりました。連覇できませんでしたし、あまり気は乗りませんが一応今年の様子をお伝えします。
今年の個人戦参加者は4名
今年の仮装盆踊り大会個人戦の出場者は4名。昨年は2名だったので1年で倍に増えたことになります。もちろん競争率も2倍。ぼくにとって厳しい状況となったことは言うまでもありません。
そんな中ギリギリまでテーマを何にするか迷いましたが、昨年のモモちん(遠別町のゆるキャラ)に続きこどもに大人気の《ジバニャン》に決めました。今年もこどもたちに媚を売る作戦に出たというわけです。それが大会1週間前。同時に赤い全身タイツも注文しました。
大会前日。【ジバニャン 画像】と検索して必要そうな材料を仕入れて早速製作開始。製作の手順はこちら。
- 全身タイツを広げてみる
- カチューシャにダンボールで作った猫耳を赤いテープでつける
- ガチャガチャにゴムを通す。
- フェルトを切って前掛けと腹巻きをつくる
- 針金をぐるぐる巻きにして赤いフェルトを巻きつける(ふたつ)
- ぐるぐる巻きにした針金の先にフェルトをうまいこと巻きつける
6つのステップで簡単に出来上がりました。とはいえ、うーんうーんと悩みながらなので3時間くらい。あとはゴム手袋をはめて、履きなれたスニーカーを履けばOK。
優勝は少年誌のスター
上の写真にもあるように優勝は少年ジャンプが誇る大スターナルト。あまりにクオリティが高すぎて正直戦う前から見えてた結果。「もしかして?」という期待も少なからずありました。準優勝。
ちなみにスパーダーマンには同じ全身タイツでも、ちょっと手を加えてるから負けないだろうとは思ってました。
制作費はざっくり5千円くらい。準優勝の賞金が8千円なので、プラス3千円。冷静になって考えてみるとすごくむなしい取り分です。
表彰のとき。ニヤついた口元が見えてすごく気持ち悪い絵面です。
敗因を分析してみる
やりっぱなしじゃ来年も同様な結果しか得られない、ということでしっかり敗因を分析しておこうと思います。
- テーマを決めるのが遅すぎる
- 全体的に雑
- 可愛らしさが足りていない
- ナルトが強すぎた
- ゴム手袋の中がムレすぎて気分が乗らなかった
- 過去の栄光にとらわれていた
こんなもんでしょうか。何よりもナルトが強すぎたことが一番の敗因だと思います。
お金に変えられない価値がある
むなしい取り分ではありますが、仮装盆踊り大会に出場して3年目。おかねに変えられない価値があるのも感じました。
仮装盆踊り大会が近づくと町の人から「今年は何をするの?たのしみにしてるよ」と声をかけられたり、大会が終わったあとはこどもたちから「気持ち悪いジバニャンのひとだ」と指をさされたりします。
自己満足で始めたものですが、それで誰かが楽しんでくれるのなら一石二鳥です。だれかのために何かをしてあげるのは苦手ですが、自分が楽しむためなら頑張れる。そんな自分本位な気持ちで今後も楽しいことを見つけていきたいと思います。
ジバニャンの決めポーズがわからないので安定しない決めポーズ