旅の終わりが見えてきた
3泊4日の道東ひとめぐりツアーの終わりが見えてきました。早朝5時、前日のにぎやかな宿での夜とは打って変わって静かな釧路川へ。
カヌーのガイドは前日の夜の宴にも参加していた土田さんが運営するそもくやさん。
なんとご自宅をセルフビルドするなど、マッチョに地域を生きる人でした。そんな土田さんのガイドで釧路川を3kmほどくだります。その際に撮影した動画。
遠別川で昨年初めてカヤックでの川下りを経験しましたが、釧路川の透明度に驚きました。水上からでも泳ぐ魚が平気で見える透明度と、穏やかな流れ、とても気持ちの良いひと時。
約2時間ほどのツアーを終えて、冷えた体を温めるためにコタン温泉へ。
日によっては白鳥が温泉の前に並ぶこともあるそうですが、この日はカモが並んでいました。早速入ってみましたが...ぬるい...おそらく体温と同じくらいか、それよりちょっと低いかという湯温。絶景ロケーションで誤魔化せると思いましたが全く無理でした。数分持たず、全力で服を着て宿へと戻ります。
車へ戻る際、管理人の方に『ぬるかったろ?』みたいなことを言われて悔しい思いをしたことは忘れません。
(源泉掛け流しの温泉で、天候や時間、日によって温度が変わるそうです)
宿へ到着し、カヌーで冷えた体をさらに冷やした体を宿のお風呂で温めます。実は屈斜路原野ユースゲストハウスのお風呂は天然温泉の源泉掛け流しなのです。完全復活しました。
そしてチェックアウトの時間。(朝から盛りだくさんでしたが実はチェックアウト前)
オーナーや、出会った方々と再会を約束しながらしばしのわかれ。
ちゃっかりお手製のゆるゆるブックマークを置かせていただきました。
弟子屈町川湯のすずめ食堂&バルへ
旅の最後は弟子屈町川湯にあるすずめ食堂&バルへ。昨年、北海道縦横無尽の会で知り合った方が今年4月にオープンさせたお店です。畑の定食をいただきます。
雑穀米、テンペやグリーントマトなど体に優しいメニューでした。かぼちゃのポタージュもくどくなく、あっさりといただけました。味オンチですが。
ランチを終えて解散、オホーツクラインを通り家路へ
3泊4日の道東めぐりもこの地で最後となりました。ここから根室、帯広、浦河、遠別町へとそれぞれの家路へと向かいます。
帰り道、何気なく止まった(おそらく美幌峠)で見た光芒。
今回、同じ北海道内でも移動8時間(距離にして450km)も離れた根室市に住む友人を訪ねてみた。普段から道内の移動は多めな方だと自負しているけれど、6時間を超える車の運転は疲労がたまります。
次回は公共交通機関を利用するなどして、移動における負担を減らしてひとめぐりツアーしてみるのもいいなぁ。
釧路、根室、弟子屈と回りましたがどの地域も同じ北海道内でもほとんど来訪したことのない地域。道北と道東はなかなか距離が離れているのです。今回のツアーでは楽しい時間と何かしらの得るものがありました。そうなると他の地域もきになるし、オホーツク海寄りの街にも人をめぐって旅してみたい。
日本全国、世界各国と行きたいところはたくさんあるけれど、どうしても身近なところに一番惹かれてしまいます。北海道のいきたいところ、会いたい人をめぐり終わったら日本全国、それが済んでからでも世界に足を延ばすのはいいかなぁと思うくらいには出不精です。
今回のツアーでお世話に成った方々、ありがとうございました。また遊びに行きます。
<道東ひとめぐりツアー>