北海道斜め横断釧路ツアー
東へ向かうと、だいたい北海道を斜め横断することになります。そりゃそうだ、北の果てに住んでいるからね。
正式に伝えると、釧路ツアーの前に北見に住む道東の泥くさ親方ことドット道東代表理事の中西拓郎と、置戸町のお仕事をこなしてから向かいました。北見の夜もいろいろあったんだけれど、ここでは割愛。チラッと寄ったBAR KANDATAめっちゃよかったからまた行きたい。
1日目/合流は弟子屈町の辻谷商店さん
釧路への通り道の弟子屈町で今回のメンバーで合流。弟子屈町のめちゃうまカレースポット「辻谷商店」さん。残念ながら、この日はカレーがおやすみ。今年はもう食べられなさそうかな・・・。
写真は7月に辻谷商店さんでカレーを食べた時の写真。
話はそれましたが、辻谷商店でおのおのがお買い物。
後から合流すると今回のメンバー、ベレー帽率が高め。仲間に入るためにぼくも急いで辻谷商店さんでベレー帽を買いました。
生まれて初めてのベレー帽をかぶると、やっぱりコミカルさが増しました。
カレーを食べ損ねたその足で弟子屈町のポッポテイへ。名前だけを聞いて、ファミリーレストラン的なところをイメージしていたら、佇まいも素敵なお店。(外観は撮っていない)
ぼくが頼んだのは摩周の恵みラーメン。野菜のおいしさがめちゃくちゃ出てる初めて食べる味!めっちゃ美味しい!
ポッポテイも、辻谷商店も初見で行くことが難しい、地域のハイセンスなお店。近隣に住んでいる友達が案内してくれるからこそ、気軽に入れるんだよなあ、と感謝しつつ次の場所へ。
摩周湖から硫黄山へ
数年前に一度訪れた摩周湖は霧に包まれていましたが、今回は摩周湖の全貌を見ることができました。
振り向くと道東の山々と夕暮れ。最高かよ。
観光客さながらに記念写真を撮ったりもしました。
左前方から、
・阿寒のゲストハウスコケコッコーのぶんまわしママ名塚ちひろさん
前半戦はこのメンバー。
初北海道でテンションが上がっているかずまくん。いい笑顔だなー。
そして硫黄山へ。いたるところからあがる湯気?煙?テンションもあがります。
ぽこぽこぽこ。
めちゃめちゃ観光楽しんでる。数年前に来たとき、さほど感情が動かなかった硫黄山も、状況が変わればこんなにも響くんだなあ、と物思いにふけったりもしました。
冷えた体を足湯でしっかり温めて、全員合流する釧路市へ。
釧路市で全員集合
夜の宴会でやっと全員集合。けっこうな人数でおしかけたお店は稚鬼稚鬼(チキチキ)というお店。チキチキ、という音を聞いた時にはこんな文字面だと思わなかった。
ここで旅狂いローカル編集者こと株式会社Huuuuの徳谷柿次郎さん(柿やん)が登場。柿やんのホタテ食い写真をいちばん撮っているのはたぶんぼくだと思う。
釧路といえばザンギ発祥の地。もちろん食します。
ぶりんぶりんでタウリンギンギンの牡蠣も。
浦幌町の貴公子こと古賀詠風も合流。コミカルなベレー帽もさすが、シュッと着こなしています。
この日のために(?)柿やんが作ってきたオリジナルロンTがめちゃくちゃよかった・・・なんと、滝上町のゴキゲン姉妹Casochiが手がけたとのこと!
そりゃあ買うに決まってる。なんで真顔なんだろ。
あっさりとしたとりめんで〆てこの店を後にします。釧路の夜はまだまだこれから!なのですが、お店の名前など記憶があいまいなのでここから先は写真で。
2日目/津別町シゲチャンランドへ
朝方まで飲んだような気がするけれど、この日も元気に活動開始!最初の目的地は津別町相生(あいおい)にあるシゲチャンランドへ。
道中にある阿寒町の美味しいカレーのお店、プリシードへ立ち寄ります。昨日カレー食べ損ねてるから本当にうれしい。
チキンカレーを注文。隣で衣里ちゃんが頼んでいたキーマカレー(チーズトッピング)もめちゃくちゃ美味しそうだった。
お腹を満たして、シゲチャンランドへ。本来は10月でシーズンオフになるシゲチャンランドですが、特別に開けてくださいました。
今回は柿やんがシゲチャンランドの記事を2年越しでジモコロに公開できたことのご報告とお礼の訪問。その内容はいずれ記事になるのかな、ならないのかな?乞うご期待!
夜はHATOBAへ
シゲチャンランドでガツンと良い刺激を受けて夜は釧路市に戻り、HATOBAで全員集合。
めちゃめちゃたくさん集まっていて、なんかもう訳がわからなかった。
いろいろあったしげのざの笑顔に安心する。
柿やんが突然はじめた「帽子のタグについた水滴を舐めたい人?」が全然よくわかんないけどめちゃくちゃ笑った。
大探索チームも記念写真。
あっという間に夜が更けていった。帰る人、次の店を探す人。それぞれ分かれて行きましたが、ぼくはもちろん後者です。
たしか店名が「手打ちうどんさぬきうどん」で〆のうどんを食べて・・・
このあとさらに、笑笑に行ってこの日は終了。最終的に何時になっていたのか覚えていない。なぜか北海道シャトルラジオの生配信をはじめてた。
翌日、朝早く遠別に向かわなくては行けなかったのに前夜にやりすぎて寝坊したところ、気を利かせてモーニングコールしてくれた浦幌町のこまっちゃん。表には出ないけどめちゃめちゃファインプレーでした。命拾いした。
北海道斜め横断釧路ツアーを終えて
ここ数年、各地に住む友人を訪ねて大移動をし続けていて、釧路もよく訪れている場所のひとつ。いつも短い日程にいろいろ詰まっているので、ゆっくりひとりひとりと話すことがままならないのが残念ではあるのだけれど、この時この場所で、こうやって集まっている人たちが言葉を介さずとも共有できている熱量、というものがあるんだと思っています。それが何なのか何を生み出すのかはわからない。
約1,000kmにおよぶシャトルランを終えて、日常へ。手に残るものはほとんどなく、財布も軽くなった。それでも、「ああ、最高だね、乾杯!」くだらないことで笑いながら声を掛け合い、使い果たす夜に出会うことが一番の価値。意義のある会話なんて意識する必要なんてない、そこにいることが一番の理由です。
写真集