メンバーが合流して九州シャトルランスタート
1日目を終えて、2日目からメンバーが全員合流。新千歳空港、女満別空港、釧路空港と3つの空港からそれぞれ九州の地に降り立ちます。外国かよ。
- メンバーが合流して九州シャトルランスタート
- 旧寺崎邸「うなぎの寝床」
- うなぎの寝床と地域の関わり方の話
- 宿泊は古民家一軒家の川のじ別館へ
- 下川織物へ
- 八女中央大茶園へ
- 筒井時正玩具花火製造所へ
- 旅の仲間の二人がクラウドファンディングに挑戦中!
photo by 名塚ちひろ
最初の目的地は福岡県八女市にある地域文化商社の「うなぎの寝床」さんへ。レンタカーを借りて、約1時間のジョグです。
旧寺崎邸「うなぎの寝床」
目的地「うなぎの寝床」についた頃には夕暮れどき。株式会社うなぎの寝床代表の白水さんと合流して少しだけ店内を見学させていただきました。
店内を見学していると外からなにやらにぎやかな音が。この日は偶然にも年に一度の土橋八幡宮神幸行事の日で獅子舞が行われていました。うなぎの寝床の店内にも獅子舞が登場。300年以上前から続く行事って...。北海道にはない歴史の深さにさっそく出鼻をくじかれました。歴史つよい。
八女に着いた! #九州シャトルラン2019⛹️♀️ pic.twitter.com/6ccRnwayKd
— 中西 拓郎 (@takurou1988) October 17, 2019
同じものでも、九州とそれ以外の地域、素材、技法の違いを比較できるように見せてる。#九州シャトルラン2019⛹️♂️#うなぎの寝床 pic.twitter.com/sG0pgorKtE
— 絹張蝦夷丸 (@kin6r) October 17, 2019
獅子舞とキャッキャとたわむれて満足し、白水さんと居酒屋へ。
イカと魚が泳ぐしPayPayも使えるお店の黒潮さん。
北海道では口にすることが少ない鮎の塩焼きも。
鮎の塩焼きにかぶりつくメンバー。九州といえばもちろん芋焼酎。氷とかぼすがいっぱいの鉢の中に芋焼酎をなみなみ注いで飲む「バチ割り」がさいこうに美味しかった...。
うなぎの寝床と地域の関わり方の話
以前、北海道十勝の更別町で行われた「脳天直撃学校祭」というイベントでゲストとして登壇した白水さん。その際に話を聴いていた時も感じていたことですが地域との関わり方がとても潔く、住む場所は違えど参考になる部分が多いです。飲みの席ですがお話を聞かせていただきました。
蝦夷丸も真剣な眼差しで話を聴いています。
白水さんのnoteにまとめている情報もめちゃめちゃ参考になる記事ばかり...アホでも理解できるからさいこう。引用させていただいた下記の内容とか、感じていてもきちんと言語化できていないことをまとめてくれていて、神...!ってなりました。
ただただ無下に経済発展をし、成長させていくのではなく、その人や企業、環境にあった成長方法、または収束方法をさぐっていく、このバランスをとりながら考えるということが重要なのではないかと考えております。
地域文化商社「株式会社うなぎの寝床」のコンセプトとミッションとは何か?会社概要とその思考。|株式会社うなぎの寝床 白水高広|note より引用
宿泊は古民家一軒家の川のじ別館へ
この日の宿泊はうなぎの寝床旧寺崎邸そばの川のじ別館へ。古民家を改装した宿でこの日は他の宿泊客もおらず一棟まるまるお借りできました。建物の写真ほとんど撮らなかったな...。
宿にて二次会。なんだか真面目な話をしたような気がするような気がしましたが、ほとんど記憶をなくしてこの日は終了。
下川織物へ
翌日は白水さんの案内で筑後にある下川織物さんを訪ねます。下川織物さんは久留米絣(くるめがすり)の機械織りの70年以上つづく織物工場。その工場内を見学させていただきました。
職人が作業する工場は写欲をそそります。ガシャンガシャンと一定のリズムで動く織機が小気味好い。使用している織機は自動車製造に力を入れる前のトヨタ、豊田織機製で60年以上前の織機を日々メンテナンスしながら現在まで稼働しているのだとか。
先代の方が丁寧に久留米絣、下川織物のことを教えてくれました。
「シャトル」という道具が往き来していくことで布が織られていきます。
最後は先代の方と白水さんと記念撮影。
敷地内も北海道とは違う情景でなんとも写欲をそそる場所。ここで白水さんとはお別れ。丁寧に案内していただき本当にありがとうございました。大感謝...。
久留米絣 pic.twitter.com/4CJ0tiAe8t
— 中西 拓郎 (@takurou1988) October 18, 2019
久留米絣織元 下川織物 | 工場見学のできる久留米絣織元 「百年続く」の目線から絣を元気の源に
八女中央大茶園へ
白水さんがおすすめしてくれた八女中央大茶園へ。北海道では見かけない茶畑が広がる景色。
「あの下向きの扇風機みたいなのなんだろうね」「なんだろうね」正解を持つ人がいない問いかけは大茶園の彼方へ。小腹が減ったので昼休憩。
昼飯時、何を食べるかとくに決めていなかったため、近くで見かけたうどん屋へ。「しげ」という名前に惹かれたんだと思う。
席に着く前から天ぷらがテーブルに乗っているサービス手法に「???」となりながらとりあえず注文。
昼飯時ということもあってにぎやかな店内。あっさりとしただしのうどんは連日酒浸りの体にスーッと沁みます。
筒井時正玩具花火製造所へ
約90年つづく花火の製造所「筒井時正玩具花火製造所」。イケてるフラグビンビンの入り口を抜けて内部へと向かいます。
色とりどりの花火が並ぶ製造所内。しばらく花火を楽しんだ記憶がありませんでしたが、つい手にしたくなるような素敵な店内ディスプレイ。
「線香花火に東西の違いがある」ということ、ご存知でしたでしょうか。
こちらが東の線香花火。北海道でも線香花火と呼ばれるとこの形状を思い浮かべます。上部を持って火花を垂らすように遊ぶ線香花火。
西の線香花火。ワラで作られた見慣れない形状の線香花火は火先を上に向け、フゥッと息を吹きかけて遊ぶもの。北海道では主流の東の線香花火はできるだけ風を当てないように楽しんだものですが、地域差が面白い。
驚いたのが店内に外部の光を全て遮断し花火ができる小部屋があること。
ひさしぶりの花火に夢中になり写真を撮れなかった...。今年の冬は雪の上で西のワラスボ線香花火をやるんだ...。
ホームページもイケてます。
イケてる花火屋さん pic.twitter.com/xOBS1nvdGW
— 中西 拓郎 (@takurou1988) October 18, 2019
八女市の旅はここまで。福岡県をはなれ鹿児島県阿久根市へと移動しVol.3に続きます。
からし色のもんぺを手に入れて鹿児島へ🚙#九州シャトルラン2019⛹️♀️ pic.twitter.com/NoOvrZXygT
— はらちゃん (@idenxtity0911) October 18, 2019
旅の仲間の二人がクラウドファンディングに挑戦中!
記事に関係ないけれど旅仲間の2人が現在挑戦中のクラウドファンディング。
北海道に来たことがある人もない人も、北海道の新しい魅力に出会えること間違いなしのガイドブックを制作するってよ!乞うご期待!