流行についていけないことが明白だ。
先日、おばあちゃんに頼まれた対応に出かけていつも通り作業終了後のティータイム(計4杯飲んだ)を過ごしているとテレビでこの秋注目のトレンドファッションについて取り上げていました。
「甘辛トレンドミックスが可愛い着こなしコーデ」とか「プレッピースタイル、ジャケットとハットの組み合わせ、足元はオックスフォードシューズでマニッシュに」
とかもう全くわけわからない用語が飛び交ってました。マニッシュってなんだ。そもそも流行とは程遠い田舎で生活しているのでそんな神々しい用語たちと触れ合う機会も少ない現状。以前のエントリーでも記載したことがあるのですが、油断したらパジャマでゴム長靴でも平気で生活できちゃう。
そんな生活の中ですが、自分なりのこだわりを持って生活していきたいものです。そんな私が田舎ファッション事情の軸としているものにパーソナルカラーというものがあります。
パーソナルカラーって?
パーソナルカラーとは、持って生まれたボディーカラー(肌の色、瞳の色、髪の毛の色など)を元に個人(Personal)に似合う色(Color)を診断する手法です。
似合う色が分かればより美しく見せたり、健康的にいきいきと見せたりすることが可能になるだけでなく、しっかりとした印象や清潔感のある印象、高感度の高い印象を意図的につくり出すことも可能になります。
原則、パーソナルカラーは一生変わらないもの。自身のパーソナルカラーを知る事により、人生を効果的に変えていくことも可能です。
たかが色、されど色。新卒で入った会社でこの分野を扱うこともあり自分のパーソナルカラーを診断してもらったのがきっかけでした。パーソナルカラーは色相、明度、彩度の3つの要素から判断します。
▼色相による2グループ
イエローベース:全ての色に黄色を加えた色(赤:朱赤、緑:黄緑)
ブルーベース:全ての色に青色を加えた色(赤:ストロベリーレッド、緑:青緑)
▼明度、彩度によるフォーシーズン(4グル―プ)
【スプリング/イエローベース】高明度・高彩度
明るく可愛らしい色調。ブライトトーンでくすみがなく、明るい色調がほとんどで、見た感じも明るく可愛らしい印象の色調。
◎イメージワード:元気な、若々しい、陽気な、快活な、カジュアルな
【オータム/イエローベース】低明度、低彩度
深みがありリッチ感のある色調。秋はほとんどがディープトーンとダルトーンで構成されており、渋めで深みのある色調。
◎イメージワード:シック、リッチ、円熟した、渋い、ワイルドな
【サマー/ブルーベース】高明度・低彩度
夏は少しけむったダスティでソフトな感じの色、優しく柔らかな色調。
◎イメージワード:ソフトな、さわやかな、涼しげな、優美な、エレガント
【ウィンター/ブルーベース】低明度・高彩度
冬は原色に近い色または原色でストロングトーン、アイシートーンなどシャープな色調。
◎イメージワード:シャープな、華やかな、力強い、重厚な、高雅な、
などなど。ちなみに当時の私はブルーベースのサマーとウィンターのミックスと診断されました。その当時はスーツで仕事していたのでグレーやネイビーのスーツを選んだり、ネクタイも同色・色の濃淡で揃えたりしていました。
自分に合った色のモノを身に着けるということ。
ファッションにそこまで関心は高くありませんが、服を着ないと生活できないのが今の社会。裸で外にでたら北海道なら凍死しますし、生き延びてもすぐ捕まります。
着なくちゃいけないのなら、どうせ選ぶのなら自分に合ったものを選びたいと思うのは自然な流れではないでしょうか。その「選ぶ」ということに自分が納得できる説得力を持たせてくれているのがパーソナルカラーなのかな、と思います。田舎も都会も一緒。マニッシュに決めなくても何とかなる、はず。
都市部に比べてネオンや極彩色など派手な色彩は少ない田舎ですが、その分自然の色彩に溢れています。パーソナルカラーで言うフォーシーズンがはっきりと視覚的に感じられる場所。そんな場所で生活しているのですから、少しだけ色についての知識や実践をしてみるとまた違う見方でその場所の魅力を感じることができるのかもしれません。
そんなわけで、今回は色、パーソナルカラーについての上っ面を撫でてみました。詳しく知りたい方はウェブ上にも色んな情報が乗ってたりするので見てみて下さいねー。診断結果が信頼できるかどうかは別として簡単に自己診断することもできるようです。お試しください。