arc【アーク】って響き格好良いけどなんなの
先日、遠別農業高校に遊びに行った記事の続きです。
【遠別農業高校】今年初の毛刈り、生まれて初めての毛刈り。 - inakalife
一年生が羊の毛刈り実習を行っている傍ら、三年生はアーク溶接の講習を受けていました。帰り際に顔見知りの先生が、「良かったら見ていきます?」と声をかけて下さったので二つ返事で見学することに。
そもそも、アーク溶接ということばと触れ合った経験がない私です。先生に尋ねてみました。「アーク溶接ってなんですか?」
アーク溶接とは溶接方法の一つで、空気中の放電現象を利用して同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接法のこと。らしい。その放電現象のことをアーク放電と呼ぶことからアーク溶接と言われています。金属同士をつなぎ合わせる方法として、一番使われる方法なんです。
とのこと。理科とか科学が苦手だった私は「空気中」とか「現象」とかの単語が出てきた時点で逃げ腰になってしまいがちですが、なんとなくわかりました。
むかしやっていたロールプレイングゲームに「アーク」っていう単語がちょいちょい出てたなぁ、なんて思いながら早速アークしている学生に突撃です。
か、かっこいいよアーク!
ジジジッボゥッジジジッ!とか言いながら光と煙が織りなす不思議な光景。一発で骨抜きです。事前に直視しないで下さいね、と言われたにもかかわらずファインダーを覗いてしまい一撃で骨抜きです。色んな意味で。アーク、格好良すぎて眼がやられた。
最初の使用レンズはSIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 で。手持ちレンズで唯一の絞り羽根7枚選手。7枚羽根の光芒が好きなんです。憧れるのは9枚絞り
名前の響きも中二心をくすぐりますが、その光景もくすぐりますね。「おれのアークがオーバヒートしてる」みたいな。あまり良くわからないですけど。
続いて単焦点レンズ界の救世主、Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II 。アークの印象が柔らかくなりました。やわらかっこいい。
ついつい写真に夢中になってしまいました。このアーク溶接の講習は一度の作業人数は2人。「実習の待ち時間とか、休み時間でくだらないことを話したりするその時間も青春だったなぁ」なんて自分の高校生活を思い出しながら学生たちの様子を見ていました。いいなぁ楽しそう。
学生さんから「スラックラインうまい人だ」と声を掛けてもらえて少し鼻が高くなったりもしました。
羊の毛刈り実習に続き、アーク溶接公衆の様子をレポートしました。おそらく今後も高校に遊びに行く機会はあると思うので、いつかばれないように授業に参加したいと思います。