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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

北海道暮らしに憧れを持つ人達と話してきた①~移動と名古屋~

久しぶりの更新です。

 

先週、北海道暮らしフェアというイベントに参加する為名古屋と大阪に出張していました。

前職で名古屋には何度か出張していましたが、久しぶりの名古屋。

セントレア空港に着いた瞬間から味噌の香りが漂ってきます(嘘です)

 

足早な足音に急かされるように空港を後にします。

一日目は移動日。チェックインを済ませてさっさと一人でフラフラ飲み歩きます。

名古屋に来たらいつも手羽先はとりあえず食べますが、有名な世界の山ちゃんと風来坊は既に行ったことがあるので、他にいいお店はないのかな。

駅周辺で暇そうにしていた若い兄ちゃんに声を掛けておすすめをききました。

 

その兄ちゃんの話によると「しんちゃん」というお店がいいよ!という話でしたので早速その店の所在地を聞いて向かいました。

 

美味しかったですけど、どうやら比較的大衆居酒屋?のような雰囲気でこれが名古屋名物だがや!という雰囲気ではなかったです。

隣の席にいた女性二人組が三重県の方で方便がはっきりと聞こえました。

突然話しかけましたがついつい話も盛り上がり、長居をしてしまいました。

こんな出会いも知らない土地ならではです。

 

その後も何件かお店をはしごして1日目の夜は終了。もうすでに満足でしたが、大本命は翌日以降のイベントです。

 

そしてイベント当日。

 

北海道の20市町村がブース出展していました。

道北地方は遠別町だけでした。

 

この日は約900名前後の来場者。

少しずつ認知度が上がってきた「ちょっと暮らし」という移住体験を希望する方々がほとんどです。

 

参加する市町村によっても人気な場所、そうでない場所というのはあります。

道央の浦河町や道南の厚沢部町、離島の利尻・礼文なんかはとても人気で、ひっきりなしに相談に来ていました。

 

さて、わが町遠別は?というとどちらかというと人気がない方です。

残念なことですが仕方がありません。それが現実です。

 

旭山動物園や知床の世界遺産、富良野や美瑛の青い池といったような有名な観光スポットが道北には多くありません。

 

遠別町ブースに相談に来た方の中でも初めて遠別町の名を耳にしたという方は少なくありませんでした。遠別町は、稚内~最北端の宗谷岬までの「通過する町」としての認識が多いようです。

私から見ても遠別町は上級者向けのように感じます。

 

会場に出展していた協力隊の方と話していて印象に残った言葉があります。

 

「何もないところでも、会いたい人がいるだけでそこが目的地になる」

確かにそうだなぁと。一番シンプルで力強い理由。

 

 

そんなこんなで一日目終了。翌日の大阪会場に向けて新幹線で移動です。

続きはまた明日。

 

雲の上から。

会場近くのベンチ。