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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【野生塾の泊さん】風変わりなメンバーで行く冬の富士見ヶ丘公園

冬の富士見ヶ丘公園へ

 

遠別町教育委員会が主催している《ちびっこチャレンジ教室》。町に住む小学生たちが1年間を通じて様々な町内のアクティビティを楽しむ教室。一昨年は流木を使ったカードスタンド作りもお手伝いさせて頂きました。

 

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今回は冬の富士見ヶ丘公園をスノーシューでハイキング 。講師は昨年《株式会社野生塾》を設立した自然写真家の泊さん。

 

遠別の自然や野生動物のスペシャリストの解説付きの贅沢な時間です。

 

 

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夏とは違う光景に興奮する子どもたち

夏には同事業のなかで富士見ヶ丘公園でキャンプしていましたが、冬の富士見ヶ丘公園は全く違う光景。

 

雪の積もる吊り橋に子どもたちも大興奮。

 

 

一列に並んで歩いていきます。

 

 

雪が降るなか、楽しめるのは北海道の子どもたちの特権。

 

 

先頭の泊さんが雪をかき分け、その後を子どもたちが付いて歩きます。

 

 

ちょっとしんどそうな顔にも見えますが、毎朝雪をかき分けて撮影場所へ進む泊さんにとってはこの程度、屁でもないはずです。

 

森に入ると野生動物の痕跡がたくさん

少しずつ木の生い茂る森へ入っていきます。森には野生動物の痕跡がたくさん。きつねやウサギの足跡、鳥たちの巣跡などなど。

 

 

 

 

『この穴にはおそらくエゾモモンガが住んでいたよ』

泊さんの言葉に驚きを示す子どもたち。エゾモモンガは遠別町のゆるキャラモモちんのモデルとなった動物。警戒心の強い動物なのでなかなかお目にかかれない動物なのです。

 

 

しばらくすると、後ろから遠別町では見慣れない人たちが浦河町の元地域おこし協力隊の武藤さんが嬉しそうに子どもたちの様子を撮影しています。


あれれ?

 

江別市の堀直人さんも。

 

実は、ちょうどこのタイミングで浦河町と江別市の議員であるお二人がお忍びで視察(笑)に来ていました。メルヘンでの昼食を終えて合流し、子どもたちと泊和幸さんと一緒に冬の森探索。何事もなかったかのように風変わりなメンバーで森の中へと進みます。

 

 

 

穴が空いている樹を見つけては、動物の気配がないか確かめる子どもたち。泊さんから伝授された《樹に隠れている動物を静かに起こす方法》を試しながら樹と森と戯れます。

 

森の帰り道と記念撮影 

 

雪が降る森のなかを堪能した子どもたち。最後は《エゾモモンガのポーズ》で記念撮影。急に僕がリクエストしたポーズにうまく反応した子とそうでない子。さすが、泊さんは反応早くエゾモモンガポーズ。くまさんのようにも見えます。

 

 

展望台、遠別川、とんがりかん、海が見えたらゴール。森を小一時間歩き回った後でも元気な子どもたち。

 

 

ダッシュで駆け抜ける子どもたち。

 

取り残された大人たち。

 

 

 

この後、取り残された大人たちは旭温泉を経由して初山別の岬温泉に行って温まってきました。その話はまた後日。