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道北春の風物詩、ホタテ稚貝漁手伝いの賃金まとめ。

ホタテ稚貝漁の報酬をいただきました

さて、題名の件なのですが4月と5月お手伝いに行っていたホタテ稚貝漁。もう過ぎたことだと思っていたら先日給料を頂きました。すっかり忘れてた。

 

道北の初夏を告げる花、エゾカンゾウもすこしずつ花開いてきました。

 

 

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沢山出たつもりでしたが、意外とそんなに出てなかったんですけど。ばたばた動いていた時期だったせいか、錯覚が生じていた模様。でもせっかくなのでこの期間でどれくらい稼げたのか、どれくらい働けばがっぽり稼ぐことができるのか検証してみたいと思います。

◎給料明細表からみた賃金目安

もともと時給がいくらだ、手当てがいくらだ、雇用形態がどうだ、というやり取りをしたうえで働き始めたわけではなかったので明細票を見るまでは正式な金額というものがわかりませんでした。明細票がこちらです。

 

わかりやすくまとめてみると…

  • 出勤時間:875分
  • 時給  :1,000円
  • 総時給 =14、583円
  • 早朝手当:1回 2、000円 × 6回 =12,000円
  • 給料総額:26,583円

出勤前のちょっとした時間を使って~という感じなので、決してぼろもうけでうはうは、というわけではありませんが、時間給でみると結構割高。手当て含めると時給1,900円以上と、田舎では破格の高時給です。ただ、この早朝手当が謎の存在でいまいち何時まで対象なのかよくわからないですし、そもそも1回につき2,000円てどういうことだろか?不思議!

 

とはいえ4月~5月までの一か月間、本来は休みなく行われる稚貝漁。仮にフル副業で出勤したらどれくらいもらえるのかな?

  • 出勤日数は24日間。(時化の日もあるでしょうし)
  • 本業の出勤前限定なので一日1時間30分程度の作業。
  •  =2,160分(36時間)
  • 36時間 × 1,000円=36,000円
  • 手当て 1,000円 × 24=24,000円
  • 合計 60,000円

そうなるか。時給だけでみると結構良さげ?と思うけど、体験してみたら実感する毎朝3時起きの辛さ…、効率が悪いなぁ感が半端じゃないかも。稼ぎ度外視で経験としてやってみる!ならおすすめですが、ガチンコで副業にするのは相当な覚悟ないとやってられないかもしれないですね。稚貝漁なめたらあかん。

 

来年はたぶんやらないかなぁ、なんて考えていたら明日からホタテの成貝漁があるみたいで呼ばれてしまいました。勢いに飲まれて断れず、明日は3時起き決定です。ありがとうございました。

ホタテ稚貝とどう向き合おうか

なにはともあれ、この地域で今後も続くであろうこの仕事。自分もこの地域に残る一員として何らかの形で関わっていきたいと思っています。たぶん、来年も声かけて頂けるんだろうなぁ、、、という予感は感じずにはいられません。

 

今回潜入したホタテ稚貝漁。地域に入り込むという意味ではとても良い経験になりました。女性が多い職場で、色んな職業で働いている旦那を持つ何人もの奥さんが居る職場なのでこの町の話題になっている話が集まる場所でもあります。

 

協力隊や立ち上げたNPO法人の理解度、どんな感情を抱いているか、会話の中から少しだけ垣間見ることができます。普段、地域おこしの仕事をしていると役場職員、一部の高齢者、町の有力者、と接することは多いですが、意外と一般町民と会話をすることは多くない気がします。そういう意味で同じ立ち位置でいろいろとお話しできたのは良かった。

 

でもちょっと疲れたから、お気に入りの海岸線でいやされよう。

 

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