怒涛の2015年の幕開け
先週から怒涛の1週間を過ごしていました。梯子登りから地域手帖の中の人遠別ちょっと暮らし体験、北海道500km縦断軽トラ浦河珍道中と盛りだくさんの新年を過ごしていました。そのほとんどが私も記事を寄稿させていただいている地域手帖というウェブサイトに掲載されていますが楽しかった、という他にもいろいろ思うところ、感じたところもあるので地域手帖サイドストーリーのような形で少しずつその様子を更新していきたいと思います。
暴風雪の中、地上6mから無事生還。
昨年同様、今年もやってきた梯子乗り当日。前日は緊張から眠れませんでした。昨年の前日も確かそんな状況だったなぁと回想をしつつまさかの暴風雪で強い風が吹きすさぶ遠別町。命の危険性と隣り合わせな環境と寒さに震えが止まらないスタンバイとなりました。
地上6mは当然ながら風が強い。だって暴風雪警報出てるんだから当然だよね。そんな中、見に来てくれているこどもたちや町民の方々。びびってなんていられない、と勇気を振り絞って演技開始。
二本腹亀
まずは二本腹亀で小手試し。よっ、と掛け声をかけると返事が返ってきます。
鯱鉾
〜からの鯱鉾。グイグイみぞおちに食い込む竹の痛みは適度な興奮状態により感じません。
一本腹亀
クルッと半回転、一本腹亀。ここまで、全てみぞおち3連コンボ。さすがに苦しそうな表情です。
肝潰し
体勢を変えて肝潰し。以外と簡単なこの技は、おすすめです。
吹き流し
暴風雪なこんな日だから、吹き流されたって不思議じゃない。
つま留
これも以外と入門技のつま留。つま先がしっかり引っかかっているので、この状態でスタンガン打ち込まれない限りは落ちません。
片膝留
この写真だけ見ると落下途中のよう。ちゃぁんと膝で抑えてあるのでジェロムレバンナのパンチの効いたパンチが入らない限りは落ちません。
片膝留裏
どこかで見たことあるようなポーズ。グリコ。
昨年に比べて3つの技が増えました。
昨年は二本腹亀、一本腹亀、肝潰し、つま留、片膝留だけだったので3つ技を更新しました。何年続けられるのかはわからないけれど、少しずつでも技を増やしたり精度がますように精進したいと思います。せっかくだしね。
今回の梯子乗りで嬉しかったこと。
実は嬉しい出来事がありました。自分の番が回ってきたとき「カメラマンケイスケがんばれー!」という声援や手を振ってくれるこどもたちがいたのです。私は決してカメラマンではないですが、仕事にかこつけて写真を撮りにフラフラ出入りしていたのを覚えてもらっていたことが嬉しかった。正直、消防団や梯子乗りって自分の生活を送っていくだけであればすごく重荷になることだけれどこうやって活動を認めてくれることにつながったり気にかけてくれる団員の方が出てきたり付加価値がとてもあることだと改めて実感しました。地域に入るのであれば消防団に入ることを僕は強くおすすめします。飲み潰れることも多いけど、少しずつ距離感もわかってくるはず。
写真提供:地域手帖|日本各地の暮らしのあれこれ