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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【初秋の紅葉】初秋の遠別原野は熊の縄張り

初秋の遠別原野

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遠別町の畑作、水田が広がる地域を町の人は<原野-げんや>と呼んでおり、中心街から久光-きゅうこう、中央-ちゅうおう、共栄-きょうえい、東野-ひがしの、大成-たいせい、正修-せいしゅうと言った6つの集落に分かれて生活が営まれています。

木々が葉を落とし、色付き始める秋、この地に生きる野生の熊が冬ごもりに備えて活発に動き回ります。

 

 

熊も山道よりも歩きやすいアスファルトの道を選ぶのか、熊の糞が道路のあちこちに。

 

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これまで見た中で一番特大サイズの熊の落し物。驚愕しながら記念撮影。このサイズを生み出す熊は一体どれくらい大きいのでしょうか。

 

町の中心部からゲートで閉ざされている<名寄遠別線>の奥地までは車で40分ほど。熊の気配を背中にひしひしと感じながら紅葉探しに出かけました。

 

 久光地区-真っ赤な頭首工と控えめな紅葉

秋鮭が命を燃やしながら必死に遡上する遠別川。久光地区にある真っ赤な頭首工と初秋の控えめな紅葉が遠別川を彩ります。

 

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遡上する秋鮭は遠別川を生きる野生動物たちにとって命の恵み。野鳥やキツネ、熊の糧となります。

 

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秋鮭の必死な泳ぎに心を打たれている端で、今か今かと待ちわびるキツネ、カモメの姿に野生の厳しさを感じながら、次の場所へ。

 

大成地区-小中学校跡地と遠別川を見下ろす高台

現在生活しているのは一戸のみとなった大成地区。当時は子どもたちの声も響いていたであろう大成小中学校から見る山々は静かに鳥のさえずりと葉の擦れ合う音が響きます。

 

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遠別原野のなかでも特にお気に入りの場所。もう少し車を走らせると遠別川を見下ろす高台があります。

 

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再奥の家屋を超えてさらに先へ。

 

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川のせせらぎの音が響く。久しく野花を目にしていませんでしたが、ひっそりとクジャクソウ?らしき花が咲いていました。

 

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【今日の一輪】「クジャクソウ」のように、飾らず、自然体に|長野県戸隠 | 灯台もと暮らし

続いて再奥の集落である正修-せいしゅうへ。

 

正修地区-ゲートで閉ざされた奥地

正修地区までくると、地図上では隣の初山別村を超えて羽幌町のあたりにまで至る。ゲートで閉ざされたその先は名寄市までの開通を目指して工事中です。

 

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ゲート手前にある岩魚橋。<アイヤムナイ川>にかかる橋です。

 

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手の届かない位置に生えるヤナギダケ。

 

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通行止めゲートを歩いて超えた先。ここから先は熊と遭遇する危険度が増してしまうためここまで。Uターンして街へと戻ります。途中、気になるところで車を止めながらゆっくりと帰路へ。

 

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開発橋の近くにある小さな沼。

 

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流星橋から。

始まったばかりの遠別の紅葉は今週がピーク

まだまだ色付き始めの木々はこれからさらに色を濃くしていきますが、今週がピークになると思います。雨と風でここ2年はしっかりと色づいた遠別の紅葉を見ることができませんでしたが、今週は紅葉強化週間として毎朝通おうかと思います。

 

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いたるところにある熊の足跡と落し物にビクビクしながら。