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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

田舎暮らしのすゝめ①。

都市の暮らしと田舎の暮らし、どっちが豊かなのか?といった内容の議論は色々な場所でされておりますが、どっちだってかまわないと私は思ってます。

田舎で暮らそう、そう思った時に、どんな風に生活すれば田舎暮らしを楽しめるのか考えてみました。田舎暮らしを始める前のそびえたつ大きな壁である仕事や住居のことは今回考えず、いざ生活が始まったよ!という所からスタートしていきます。

もし、その前段階が気になるよという方は、コウダ フキョウ (id:glate)さんの記事で詳細にわかりやすく綴られているので見てみて下さい。

 働きながら田舎で暮らすために活用できる仕組みまとめ

今回は精神論寄りの話が多くなります。そして、あくまでも個人的な見解に偏っています。

田舎生活スタート!まず最初にするべきこと。心構え。

①車を購入する。

都市部から離れた場所であれば、ドラッグストアなんかも車で1時間移動しないとなかったりします。基本的なことではありますが大切。安めの軽四自動車でもいいと思います。できれば冬のことを考えて寒冷地仕様の四駆をお勧めします。

②趣味を見つける。

都会と違って便利な物ばかりに囲まれているわけではありません。ちょっとした空いた時間にネットカフェに行ったりできません。試行錯誤してかまわないと思いますがやってみたいと思っていたこと、興味のあることに挑戦してみることをお勧めします。時間はおそらくたっぷりあります。私は田舎に越してきて、最初に趣味探しを本気でしました。探すというより思い出す、に近いかもしれません。私の場合、マインドマップを利用して一人ブレインストーミングをしました。たかが趣味、されど趣味。

③田舎暮らし=楽な生活 ではない。

田舎暮らしはある意味、自分次第で環境がガラッと変わります。都市部でも共通する部分はあるかもしれませんが人が少ない分、通行人とすらも出会うこともなく一日を終えることも出来てしまいます。また、自分でしなければならないことも増え、体を使う作業も増えると思います。出来る限りアンテナを張って、楽しめそうなことや興味ある事には自分から飛び込んでいくことが重要。せっかくの田舎暮らし、観るアホウより踊るアホウになったほうが100倍楽しめると思います。

田舎で知り合いを増やそう。気の合う人を見つけよう。

趣味が出来て一人でもエンジョイできるぜ!ってくらいの気楽さがあった方がいいような気がします。でもやっぱり人と出会い、話すことで楽しみも倍増します。しかし田舎で同年代の人、さらには気の合う人と出会うとなるとなかなかの低確率。年代性別問わず色々な人とまずは出会うこと、話すことが大切です。

①美・理容室に行く。

→美・理容室の空間は自然と話ができる空間です。最近移住してきたこと、どのあたりに住んでいるということ、そんなことを話すと色々と耳寄り情報をもらえると思います。世話好きの主人だったらご飯食べにおいで、と言ってくれたりします。

②お食事処に入る(出来ればカウンター)

→ここも理・美容室と同じく、世話好きな主人が多いと思います。最近移住してきたことを伝えると美味しいものなんかを教えてくれるでしょう。常連のお客さんが来れば、お酒を交えながら会話ができるかもしれません。

③町の広報誌を見る、行事を確認する。

→町役場なんかには広報誌のバックナンバーが置いてあったりします。月の行事予定や、いつごろにイベントがあるのか確認して、参加できるようなら積極的に。

はじまった田舎での人付き合い。

ちょっとずつ人と会うようになり、本格的に人付き合いが始まります。やっぱり都市部と田舎との人付き合いの性質は少しだけ違う気がします。私なりに感じたポイントをいくつか挙げてみます。

①遠慮は無用

ある程度のマナーは当然大切。出会った翌日にお金を貸してほしい、なんてことはどこに行ってもなかなか許されないお願いです。ただ必要以上にかしこまって構えることはありません。困ったとき、相談したい、お願いしたい、聞きたいそんな時は相談してみると多くの人は助けてくれるはず。相談した人が解決できない内容でも、その人からのつながりで他の人を紹介してもらえたりします。

②断ることも結構重要

これはどこでも共通するかもしれません。最初のうちは色々なことに参加して人と知り合うことは大切ですが、生活に慣れてきたら必要以上に頑張らなくても良いと思います。生活していく中で自分のペースを掴んでいくといいと思います。気が乗らない時は断る。

③農家のお爺ちゃんお婆ちゃんと仲良くなる。

都市部で生活していてなかなか出会う機会のない方々です。単なる世間話をしているだけでも驚きの連続で刺激的。収穫体験をしたい、と言えば喜んでさせてもらえると思います。もちろんやるからには真剣に。農家の皆さんは近隣農家さんと仲が良かったりするので一人の農家さんと繋がると複数の農家さんと知り合えることになります。仲良くなると獲れたて野菜を貰えたりします。

 

今回はこの辺で。とっても個人的見解に溢れていますが見る人によってはもしかしたら参考になるかもしれない、という勝手な思い込みと田舎で暮らすってこんな感じなんだなぁと興味本位で読んでもらえたら幸いです。

次回はさらに絞って、田舎でこんなことをするとこんなことになったよ!こんな人はこんなことしたらいいよ!という経験も踏まえて綴りたいなと思います。プライベートな目線で