「昨日こんな夢見たんだー!」
なんて言葉から始まる話は大抵、話の着地点が定まらず、聞く者をふわっとした空気にさせた状態で突然終わるものです。
私の友人の中にも数人、昨夜見た夢の話を頻繁にする人がいますが、私は夢の話を聞くのが嫌いではありません。
突拍子もない場面設定とキャスト。
日常ではありえない展開。
私の経験論でしかありませんが、夢の話を嬉しそうに語る人は話の組みたてが苦手な人が多い気がします。
ただでさえ話が苦手なのにさらに急展開な夢の話をする、まさにカオスな雰囲気がひろがるわけです。
私はそういった夢が語られている空気が嫌いではありません。
そう前置きをしたうえで、昨夜の夢の話をします。
昨夜は久しぶりに夢を見ました。
昔、小学5年生くらいの時に夢を見て以来なので約15年ぶりくらい。その時見た夢が小学校の調理教室内で大鍋を持ったベートーベンが直線的なコースで自分を追いかけてくる、という恐ろしいものでした。すごく覚えてる。
昨日の夢は妙にリアルでした。
私はバンドを組んでおりベースを演奏しています。何かのお祭りで披露することになって、すぐにその当日。
演目はモンゴル800というバンドのコピー曲。8曲を演奏する予定でした。
しかし自分はその中の一曲もまともに覚えておらず、急遽4曲に曲数が変更。
それすらも覚えていない自分はグダグダな状態で一曲、そして一曲と演奏を終えていきます。心苦しいまま。
そんなところで突然夢が覚めました。
妙にリアルな現実的な恐ろしい場面。心臓の鼓動がとても早かった。
久しぶりに見た夢だったので忘れないうちに書きました。
オチもないもない話。
ふわっとした空気になるかもしれませんが、私はその夢が語られている空気感が嫌いではないのです。
写真は先日収穫を手伝った枝豆。
枝豆は枝から外したら鮮度が落ちてしまうらしい。
もぎたての湯で枝豆を食べたら冷凍物との味の違いに大変驚きました。