転職エージェントって。
前職を辞めた後、次の道をどうしようか考えているときに念の為転職エージェントのサイトに登録して様子を見ていた時期がありました。何社か紹介を受けましたが結局ピンとくるところがなく、現在の状況に至っているのですけれども。
転職エージェントとは
正式には『有料職業紹介事業所』と呼ばれ、厚生労働大臣から認可を受けた斡旋を目的とした会社の事をいいます。『人材紹介会社』や『人材バンク』と呼ばれる事もあります。
一般的な転職エージェントとは、転職希望者(求職者)に対して、求人情報の提供から、
面接日時等の調整、採用条件等のとりまとめ、入社日の調整など転職活動の一連を無料でサポートしてくれます。
近年では転職希望者に専任のキャリアコンサルタントがアドバイスを行い、適性や希望に基づいた詳細な求人情報の提供、職務経歴書の書き方、面接突破のための指導・対策、内定獲得時の年収交渉などエージェントとしてのサービスは拡充されてきています。
転職希望者にとってのメリットとは自分のキャリアや適性を客観的にアドバイスしてもらうことができる、効率的に転職活動を進めることができる、求人情報誌や転職サイトには掲載されない、非公開求人なども扱っている場合がある、そして結果的に自分だけで行う転職活動よりも満足度が高くなる可能性があるという点が挙げられます。
今でもほぼ毎日、メールが送られてきているので気が向いた時は未だに求人を見たりしているのですが最近のアプローチは強めです。
エージェントのアプローチは日に4件のメール。
登録から約2年経った現在ですが、一日3件~4件程メールが来ます。それだけ、求人がたくさんあるっていうことでしょうか。それとも私が登録しただけで全く就職活動を開始しないクソダメな奴と認識されて心優しいエージェント様が救いの手を差し伸べてくれているのでしょうか。
今となってはまったく活用される予定のないメールではありますが、見ていると少し興味深かったりも。
前職が営業職だったということで、案内される職種は8割方営業職。一番多いのがMR、次いで生命保険、コンサル、住宅、など。今の状況と比べてどこも年収が高い!若干心が揺れそうになります。
エージェント側からすれば、転職する気もないくせに!と迷惑かもしれませんがしばらくは登録解除せずに様子をみていたいと思います。今のところ営業職に戻る気はないのですが、地域おこし協力隊という少し変わった立場にいると「もうそっちの世界に戻れない」という錯覚に陥ることがあるので予防線として。営業職のすごくリアルに記載された求人情報を見るとフラットな立ち位置に戻れる気がするのです。地域おこし協力隊の求人のほとんどはふんわりした内容なので特にそう感じます。
今の僕の立ち位置と、求人に記載された職業は違う職種ってだけでどちらが偉いということもないしどちらがすごいってわけでもなく。自分がたまたま今のところこっちの選択肢がピンと来ただけという現状。