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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

美味しく麦酒を飲むために陶芸を初めてみた。

初めての陶芸

みなさんは陶芸、やったことありますか?北海道各地で体験できて、観光地でもそこそこ人気なアクティビティらしいです。どこでもできるし、という気持ちでこれまでやったことがなかったのですが、今回遠別町ではじめてみました。

教育委員会が主催の陶芸教室

今回の主催は遠別町教育委員会。遠別町には平日昼間に陶芸好きな方々が活動している「陶友会」という文化団体がありますが、仕事をしている私は参加できません。そんなこともあって教育委員会の担当者にUターン初年度から「平日夜にやってほしい」と懇願していました。そしてやっと粘土に触れる。

「自分だけのビアタンブラーが作りたい」

その気持ちだけ。芸術に触れたいとか高尚な思いはいっさいありません。

まずは粘土をひたすら練る

まずはひたすら練る。だいたい100ねりくらいしないと粘土の中の空気が抜けないらしくひたすら練る。空気が入ったままだと、後々大変らしいです(聞いたけどよくわからなかった)


練るのもただこねこねするのではなく、〈菊練り〉という練り方で練っていきます。

菊練りとは

粘土の硬さを均一にし、適度な粘り気を与え気泡を抜く作業のこと。3kg~5kgくらいの粘土を俵状にして、片方の手で押し、片方の手で捻りながら回転させる。左回転と右回転とがある。 練っているときに粘土に菊の花びらのような紋様が浮かび上がることから菊練りと呼ばれる。 「ねじもみ」「菊もみ」ともいう。

 簡単そうに見えて意外と難しい菊練り。30分くらい菊練りもどきをしても空気が抜けずやり直しをくらいました。少しずつコツを掴んだ頃には筋肉痛になるであろう雰囲気を感じ取る。

菊練り後のこんもりした粘土。翌日の筋肉痛と引き換えに形成されたこのフォルムに愛着が湧いてきます。それではさっそくろくろで成形してみます。

電動ろくろで成形

自分の番を静かに待っていたら、愛着を持った自分の粘土にいたずらされていました。22歳〜70歳くらいまで幅広い年代の方が参加している陶芸教室。やっと自分の番が回ってきました。

先生が教えてくれているのにこの表情。完全になめてますね。まずは粘土の感触を確かめながら水をたっぷり使ってのばしていきます。

少しずつ魅力的な形になってきました。ここまで、私は先生の邪魔しかしていません。

少しずつ成形していきます。小指が立ってしまうのが初心者の証拠。

少しずつなれてきました。小指もしっかりと使えています。そしてこの後、爆発します。残り時間5分という焦りから心が乱れてしまい形が乱れてしまいました。

改めて次回成形することになりました。

奥が深い陶芸、果たしてビアタンブラーは作れるのでしょうか。初っ端から出鼻を挫かれたかっこうでスタートした陶芸教室、今後に期待です。