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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【森ジャムin下川町2018】森で流木を叩き売りしながら心地よく過ごす2日間

森ジャムin下川町が開催されました

道北に位置する下川町の森で年に一度行われるイベント<森ジャム>。2015年にはじめてお声掛けいただき、今年で4度目の参加になりましたが毎年心待ちにするほどここちよいイベントです。

 イベントを楽しみすぎたあまり、思い返すとあまり写真撮ってない...というのが森ジャムあるある&すでにひと月以上経っているため限られた記憶と写真から森ジャム2018を振り返ります。

 

 


【2018】森ジャムin下川町

 

 

どうでしょう、楽しそうじゃないですか。誰に頼まれたわけでもないのに勝手に撮って編集する無駄クリエイティブ。

 この後はあまりイベント写真が少なめですので、シンプルに森ジャムの様子が気になってた!っていう方は動画をご覧いただいて、そっと画面を閉じていただいても差し支えない内容です。

 

 

 

森ジャムはじまりました

森ジャム前半は曇り模様からのスタート。森の中は露で濡れた葉や草、樹がいつもより濃い色を出していました。半袖では少し肌寒い、そんな気温。

 

例年同様どうほくスラックラインとしてスラックライン体験を提供するほか、今年は日本海で仕入れた(拾った)流木とキモいイラスト入りのオリジナルポストカードなどをもってけドロボウ叩き売り(おひねりシステム)も提供してみました。これが意外と好評だったのですが、詳しくは後半に触れます。

 

流木の叩き売りとポストカード

 

荷物を森の中に運びスラックラインの設置完了。初心者用のラインを三本とブランコラインを2本、ハンモックを2本設置しました。流木をかなりの数持ってきたため並べるのが大変で後半はえいやっ!て放ったくらいにして諦めてしまう。

 

草笛の作り方を忘れた

 

時間が余ったので草笛を吹いたり(不甲斐ないことに作り方を忘れてしまっていて、仲良しの子どもに教えてもらう)

 

イベント開始までまだ時間が余っていたので、森ジャム限定缶バッジと森ジャムのイタドリジャムも購入!

 

森ジャム缶バッジと森ジャムジャム

 

会場をふらふらとしているとイベント開始時間に。

 

子どもたちに人気のスラックラインブランコ

子どもたちに人気なのがスラックラインをゆるく張ったラインブランコ。コツはありますが小さなお子さんでも気軽に楽しめるので順番待ちになるほど人気です。

 

スラックラインでブランコ

 

スラックラインのブランコ2

 

 

ここ最近はスラックラインの他にハンモックも設置していますがこちらも人気。奥に真顔のおとながいますが、一旦置いておきます(後ほどたくさん出てきます)

 

 

ハンモックも人気

 

スラックラインブースの近くにはみのむしさんの団体が。

 

ストレッチーず

 

みのむしさんではなくて、ストレッチーズでした。道北健幸人プロジェクトのみなさん。昨年の森ジャムでもご一緒でした。

 

スラックラインブースはイベント会場の少し奥。手前に遊びに行くと可愛いハスキーちゃんがおりまして。

 

photo by 名塚ちひろ

 

しばらくこの場を離れられなくなりました。

 

浦河町から助っ人がきてくれた

毎年森ジャムは一人で来ていたのでブースをあまり離れることができませんでした。しかしながら今年は視察(笑)を兼ねて浦河町のお友達であるムトウさんが森ジャムに参戦。ちょっと手伝ってもらったりしてかなり自由に動き回ることができました。

 

 

 

あまりアウトドアが似合わないムトウさん。

 

ふらつくムトウさん

 

まるで感情を覚えたてのロボットが求愛するようにスラックラインをわたるムトウさん。そんなムトウさんのおかげで今年は結構フラフラとできました。本当にありがとうございました。

 

楽しみにしていたテントサウナ

温泉とサウナが大好きで週に2日以上は通う私ですが、今年の森ジャムではなんとテントサウナが楽しめるって!ということでとても楽しみにしていたテントサウナにも参加させていただくことに。

 

本来は川沿いに設置したテントサウナでサウナを楽しんで、川にダイブ!の予定でしたが前日までの悪天候によりイベント会場近くでのテントサウナ。いつか川でリベンジさせてもらいたい...

 

 

外観はこんな感じで。手前にいる恐竜?も自慢げな顔をしています。

 

 

中はこんな感じ。バケツに入った水をサウナストーンにかけて温度を調整するロウリュシステム!

 

森ジャム2日目の朝はサウナから始まり、心地よいスタートを切ることができました。ちなみにこのテントサウナは下川町地域おこし協力隊の立花さんPolcaというフレンドファンディングアプリを利用して購入したそうです。いいなあ!

 

再会や出会いも楽しみのひとつ

イベントにちらほら参加させていただくようになって、各地のおもしろ人間と出会い、またイベントで再会するということが増えました。それも間違いなくイベント参加の楽しみのひとつ。

 

今回は浦河町のムトウさんはじめ、遠く道東からイベント参加した人たちも。昨年2月に道東誘致大作戦というぶっ飛んだイベントを仕掛けた面々がイベント出店していました。

 

東京のイベントで会ったクスろのなづねえさん

 

それ以前に東京のイベントで知り合い、釧路でもお会いしたなづねえさん。実は地元の高校の先輩がなづねえさんの大学の先輩、というややこしい縁も。釧路に訪ねた時も盃を交わしました。

 

www.canworks.info

 

 

ブースの写真は残念ながらありませんでしたが、他にも、

 

1988運営している中西拓郎さん

 

道東をもっと刺激的にするメディア1988を運営しているタクローさんや高専から大学へ編入学して4日で留年した話がバズったかしこさん、北海道ローカルマーケットのじんちゃんがイベントに参加。

 

なづねえさん以外はほぼはじめましてでしたが、北海道の各地でおもしろそうなことを仕掛けているみなさんのことは知っていたり、知らなかったりしていたのでとても楽しい出会い。この内容が濃いもんで、森ジャムの記事がうっすらとっちらかってしまうほどです。

 

 

以前少しだけ関わっていて、東京で数回開催した北海道縦横無尽の会のイベントに参加していただいて、今は北海道に移住をした方も遊びに来てくれました。

 

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二重アゴと身長差がえげつないですけれども。

 

おひねりシステム導入、流木の売上はいかに

前段でも触れた今回から初の試みの『おひねりシステム』。例年、無料体験のスラックラインを提供して、出店料を払い、交通費をかけて参加していたので純粋な収支で言えばマイナスでした。

 

森ジャムのイベントを楽しむだけでも十分なのですが、本音を言ってしまえば、あわよくば稼ぎたい。

 

そんな気持ちから生まれたおひねりシステムですが、結果から言うと大成功でして、2日間合計で5,000円近くのおひねりが納められていました。海岸で拾った流木が...錬金術やん...としばらく震える。

 

これまで以上に満足感を得て終えた森ジャムin下川町2018。来年も呼んでいただけるかどうかわかりませんが、すでに来年が待ち遠しいです。

 

毎年参加していて思うことですが森ジャムは行政の力に頼らず有志のみなさんで実施しているイベントで、その様子がイベント会場のスタッフのみなさんの様子を見ているとよくわかります。

 

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森ジャムin下川町FBページからイベント当日の様子がわかる素敵な写真を見ることができます。

 

森ジャムアフター/道東の人たちまたなんかやるらしい

そして森ジャムを終えて、その日のうちに帰る予定でしたが道東誘致大作戦のみなさんから打ち上げBBQのお誘いがありまして、迷わず一日延泊しました。

 

下川町の宿泊施設森の中ヨックルにて

下川町の宿泊施設森の中ヨックルにて

それぞれバラバラの地域で活動している人たちが集まって情報共有になるかと思いきや、ほとんどが思い出の曲とエピソードを語り合うエモーショナルな焚き火会となりました。またやりたい...


そんな道東誘致大作戦のみなさんがこの夏(の終わりに)またしても大きなイベントを企画しています。少し遅れますが私も参加しに行きますので、興味ある方はぜひご参加して会場でお会いしましょう。

北海道でも、東京でもなかなか揃わないローカル有名おじさんが集結するそうで。

www.facebook.com

 

 

今年もいつの間にか終わってしまった短い夏ですが、少しずつ振り返りながら秋をむかえる準備をしていこうと思います。