スラックラインという新スポーツ
昨年の3月に始めたスラックライン。メディアでもちょいちょい取り上げられていますが、まだまだ私が住む北海道、道北地方では馴染みが薄いスポーツです。
つい先日、ソチオリンピックで個人銀メダル、団体銅メダルを取ったスキージャンプの葛西紀明選手もトレーニングに取り入れています。その葛西選手が道北の下川町出身ということもあるので、今後スラックラインが道北地方でも知名度が上がればいいなという期待を込めて今回の記事を綴りたいと思います。
1、体つきが変わった
冬こそ、雪の影響もあるので実施頻度は下がりましたが夏場は週3~4回(短時間含め)くらいやってました。田舎に越してきたばかりの頃はサラリーマンにありがちな、ぽっこりお腹幼児体型でしたが夏の終わり頃くらいに腹筋が割れました。
スラックラインをやっていても急激に筋肉質になるわけではありません。どちらかというと内側のコアな筋肉から次第に鍛えられ、結果的に腹筋が割れた、という感じです。伝わり辛くてすいません。いわゆる「見せ筋」ではないので派手な腹筋ではないですが、本気で鍛えている感が出る腹筋が得られます。(伝わり辛くてすいません)
あとは腰回りの余分な肉が無くなって、肩周りの筋肉も付きました。バランスを取るために腕を上げて動かすので地味に鍛えられていたようです。脛の筋肉も。図で描くと丸が点いている辺りが鍛えられました(多分個人差あります)
2、楽しめることが増えた
スラックライン動画~ゆるーくbuttbounce練習~slackline practice - YouTube
もうネタ切れ感が出てきましたが、これも結構重要です。田舎に住み始めると都会に比べて娯楽が少なくなります。私の住む町にはカラオケボックスも居酒屋チェーンもBARもありません。もともと居酒屋めぐり程度しか趣味の無かった私ですがスラックラインを始めたことで暇を持て余すことがなくなりました。その他に写真などを始めたのも大きいですが。
スラックラインは2本の支柱さえあればどこでも行うことができます。ロングラインやハイラインなどの特殊なものでない限り、一人でも設置・撤収可能です。
少し早起きしてスラックライン!仕事終わりにスラックライン!予定のない休日にスラックライン!といつでも気軽に行えます。
3、仲間が増えた
とはいってもまだまだマイナーなスポーツ。一人でやっていると「このトリックどうやるんだろう?」「ちょっと心が折れかけてきたかも…」そんな心境に陥ることもあります。
そんな時に励ましてくれるのが仲間です。スラックラインをやっている方は、このスポーツをたくさんの人に広げたい、楽しんでほしいという人がほとんど。私も始めたての頃、巧みにネットサーフィンをしながらYOUTUBEを見たりなんだりしてトリックを練習していましたがそれでもできない。。。
そんな時にTWITTERで呟いてみるとわざわざ私の為に練習動画を撮って下さった方がいます。身近な仲間ではないですが、離れたところから応援してもらえるというのもすごくうれしい事。これからスラックラインを始めるという方も是非、SNSなどを活用してスラックライン仲間を探してみて下さい。拒む方はまずいないと思います。
4、先駆者になった
そんな風にスラックラインをしていると身の回りの友人も興味を持って始める人も出てきます。最初は私しかもっていなかったラインも、今では何人も新たにラインを購入して晴れてスラックライナーに。まだまだ未熟な私でもこの地域では先駆者。
私が上達すれば周りの人達の上達にも役立つ、という重要なポジションに。少なからずプレッシャーもありますが、一人でやっている時とは違う高揚感が得られます。もちろん、調子に乗ってはいけません。
こんな私でも、道北の美深町で行われた体育の日イベントで講師の真似事をしてみたり、各種イベントの際にスラックライン設置責任者になってみたり、この地域のスラックライナー先駆者として動いています。これも新しい刺激の一つです。
5、可能性がひろがった
マイナースポーツの良いところは、これから有名なスポーツになる可能性があるということ。今も世界大会や全日本大会が行われており、昨年から指導者になるためのバッジテスト検定というものも行われています。
今年は大会、バッジテストも受けて来ようと思っていますが、残念ながらこれは北海道では行われていません。今後、もし道産子ライダーが増えたら来てくれるかも?(期待を込めて)
それ以外にも、道北地区でスラックラインに興味を持って連絡をして下さる方や団体が増えています。最近だとカナディアンカヌー愛好会の方とお話しする機会もありました。スラックラインを通じて広がる可能性はスラックラインだけに及ばす、色々な可能性を広げてくれました。
まとめ
最後になりますが、もともとスラックラインを始めたきっかけは<暇を持て余さないためのあそび><マイナースポーツやっているよ!ということで有名になれば遠別町も有名になるかも>という安易な気持ちでした。
始めてみたらまんまとハマってしまい、一生続けていけるくらいの魅力が溢れるスポーツでした。今回、葛西選手の活躍にあやかってまとめてみましたが、もしはじめてみたいという北海道民の方が居ましたらご連絡下さい。まずはゆるゆると始めてみましょう。
スラックライン関連グッズ
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(自分も含めた)初心者の為のバットバウンス講座【道北スラックライン】 - inaka.life
【参考になるHP】
日本スラックライン連盟 各種検定、大会についての情報が載っています。
GIBBON SLACKLINES JAPAN 公式サイト プロチーム、ライン販売、イベント情報などなど。
ELEPHANT SLACKLINES JAPAN - EXALER - プロチーム、ライン販売、イベント情報など。
スラックラインの歩き方-綱渡りスポーツ「スラックライン」の情報 スラックラインに関するあらゆる情報が載っています。かなり助けられています。
ABOUT TTT - tttのページ すごく楽しそうに活動している富山県のチーム。個人的にファンです。
HEYWILD 昨年6月の世界大会で世界一になった大杉徹さんが所属するチーム。
The north slackliners 私が活動しているチームです。まだ出来立てです。