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inakalife-いなかくらし-

北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【器用貧乏の生き方】迷いと好奇心、薄めの執着心がスパイスになる

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Uターンして3年目の暮れ

早いもので、遠別町にUターンして3年目もあと3か月を切りました。地域おこし協力隊として1年、NPO法人えんおことして2年の活動、激動とまでは行かないまでも微動を続けた3年。

 

約10年間暮らしていた札幌市という人口200万人の地方都市から人口3,000人に満たない遠別町での生活。この3年間は《器用貧乏》について考える3年間でもあったように思います。
 

器用貧乏とは

なまじ器用であるために、あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成しないこと。また、器用なために他人から便利がられてこき使われ、自分ではいっこうに大成しないこと。出典:新明解四字熟語辞典

 

器用貧乏、意味だけ見るとあまり良い印象ではありません。中途半端でこき使われて、大成しない。なんてこったな解説ですが、間違ってるよこのやろう!と大きな声で否定できないのも事実。


実際にスペシャリストや職人さん、一つの道を専門で勝負し続けている人に対してのコンプレックスみたいなものもあります。

 

そんな気持ちを持っていても克服できない、器用貧乏。人が変わるのって大変ですよね。しかし田舎での生活と、活躍する大人の皆さんが器用貧乏スキルとの付き合い方を学ばせてくれました。


遠別を拠点に40年以上オオワシを追い続け、60歳になってから株式会社を設立、今年初めて銀座での写真展を大成功させた泊和幸さん。

 

写真集「海ワシ物語」

写真集「海ワシ物語」

 

 


遠別町出身で、これまで3,000冊以上のブックデザインを手がけてきた坂川栄治さん。アートディレクター、装丁家、写真家、文章家など様々な分野で活躍されています。

著書の《遠別少年》を遠別町に戻ってから読んで知った方。事務所移転の多忙な中スケジュールの合間を縫ってお時間を作って下さいました。チャーミングな方でした。

www.skgw.jp



悶々と考えていることも多かったですが、活躍する2人の方から受けた刺激と情報の影響が大きいです。もう少し突っ込んだ話はまた後日。

器用貧乏の広げた風呂敷

スラックライン

田舎へのUターンを決めた後、やったこともない新スポーツを始めようと風呂敷を広げてみました。それがスラックライン。

私がスラックラインを始めてから変わった5つのこと。 - inakalife

IllustratorとPhotoshop 

有り余る時間を効率良く過ごすために出会ったAdobe IllustratorとPhoto shopというソフト。

Google+フォトとillustratorCS6を使ってアナログイラストをちょっといい感じにする私なりの方法。 - inakalife

Photoshopで写真加工① - inakalife

 

落書き程度にやっていた似顔絵イラストもillustratorで描いてみたり。

【有名人似顔絵】IllustratorCS6+マウスで似顔絵。地方創生ver - inakalife

一眼レフカメラ 

夕日、長閑な風景、失われつつある地域の歴史を残したくなって始めた一眼レフカメラ。

【CanonEOS6D+EF50mm F1.8 STM】冬の始まりを撮りに行こう。 - inakalife

えんべつむかしがたり~60年以上住んだ土地を手放す決意~ - inakalife

【えんべつむかしがたり】遠別町清川地区、集落に存在した商店と郵便局 - inakalife

動画撮影と編集 

静止画だけでなくせっかくなら動画も撮りたくなってくる。そういうもんです。

【遠農物語】ドローンテストフライト11月14日 - YouTube

 

他にも田舎生活を機に新しく始めたことがたくさんあります。私が始めたってだけで、世の中的にはメジャーなスキルばかり。そのどれもがまだ経験5年未満のひよっこスキル。その道のプロたちと対決するとなったら一向に敵わないでしょう。駆逐され、秒殺される自信があります。あゝむなしい器用貧乏。

好奇心に素直に反応する

それでも、広げた風呂敷は畳む予定は今のところありません。なぜなら始めたもののほとんどが《自分が楽しく暮らすため》のものだからです。畳む必要もなければ、逆に無理して広げる必要もない。


好奇心のアンテナに反応したモノを自然な流れで始めればいいんです。


井の中の蛙、大海を知らず

井の中の蛙大海を知らず。中国の思想家である荘子さんの言葉ですが、日本に伝わった頃、続きが後付けされたみたい。


井の中の蛙大海を知らず、されど、天の高きを知る。


こんな言葉が後付けされたそうです。なんて都合の良い!と感じたりもしますが、解釈は人それぞれ。各々でことば遊びを楽しめば良いと思います。


都会に比べると人が少ない、競争がこじんまりとした世界で生きるというのはまさに《井の中の蛙》。そんな井の中の蛙でも自分の生活を守る活動はできます。しかも、最近では井の中でも世界の情勢を知ることもできる(情報として知るだけなら)。


大海を知り、向かう必要があるのか、判断するのは自分次第。


もっと高みを目指したいのなら、ひとつひとつを極めていけば良い。そうでなくても時間が許すならもろもろ糸を切らさずに続けていけば良い。おそらく自分は後者であり、そこから派生していくものを好奇心にまかせてまた手を出して。

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そんな思考で今は器用貧乏な自分と向き合っています。もうすぐ3年。ひとつ節目を迎えるにあたって、いろいろ変化もありそうですが持ち前の人見知りと意識の低さで戸惑いながらうろうろしようと思います。器用貧乏とともに。

 

今週のお題「年内にやっておきたいこと」

 

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