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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【RAW現像】一眼レフカメラを持って1年半。RAW撮影がメインになって気づいたこと。

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一眼レフカメラの撮影ファイルには種類がある

前回からカメラネタが続きます。先日、友人に赤ちゃんが生まれ、その撮影をしていて気づいたこと。最近撮影する写真はアンダー寄りのものが多いということに気づきました。そんなことを考えていて、今回の記事を書こうと思ったわけです。


一眼レフカメラを持っている人にとっては常識だと思いますが、一眼レフカメラで撮影できるファイルには大まかに2種類あるんです。一般的に知られているのはJPEGと呼ばれるデータで、一眼レフカメラを持っていなくても聞いたことはあると思います。



そしてもうひとつが「RAW」と呼ばれるもの。最初の頃は存在すら知らず「らぅ?」と頭が弱い子の返事みたいな存在でしかなかったRAWですが今ではほとんどの場合RAWデータで撮影するようになりました。

RAWとJPEGの違い

そもそも、RAWとJPEGファイルにはどんな違いがあるのでしょうか。一番わかりやすいのはデータサイズの違い。JPEGデータは大体8MBくらいで、RAWデータは20MBくらい。2倍以上もサイズの違いがあります。


データサイズが大きいと、保存できる枚数が少なくなりますがそれでもRAWデータで撮影するのには理由があるのです。

 

JPEGは「完成品」でRAWは「素材」

データが大きくてかさばるのになぜRAWで撮影するのか、その一番の理由はこれに尽きます。一眼レフカメラ持ちはじめの時に、師匠から教えてもらったカレーの例えがすごくわかりやすかった。


「RAWデータっていうのは、調理する前の素材みたいなもんだ。味付けと調理の仕方次第でチキンカレーにもビーフカレーにもなる。JPEGは味付けを変えようとしても完成しちゃってるから、ソースかけるくらいのことしかできない。」


自分にはわかりやすかったんですが、今改めて書いてみるとそんなにわかりやすくないのかも?笑 カレーに後からソース入れることもあまりないですし。


確かに味の好みはそれぞれだし、その時の気分によって食べたいカレーも違う。写真と通ずるところはある。はず?

 

RAWで撮影したデータはホワイトバランスと露出その他を変えられる。

師匠のことばでなんとなくRAWについて分かった気になった自分はとりあえずデジタル現像を試すようになりました。使用している現像ソフトはAdobe Photoshop Camera RAWというもの。実際にRAWデータに触れてみてデータの違いについて納得しました。今朝撮りたての写真でRAW現像を試してみます。

 

 

まずは撮影時そのままの写真。ホワイトバランスは昼光(5500)。

 

 

ホワイトバランスを日陰(7500)にしてみました。日陰のホワイトバランスは夕暮れ時に大活躍。

 

 

続いて蛍光灯(3800)に。青が強い。居酒屋やカフェ、室内で撮影するときは蛍光灯にすることが多いです。

 

 

そしてこの時の気分に合わせてホワイトバランスを変えてみます。カスタム(5450)でその他の項目も少しいじってみました。

 

 

撮影データそのままのものと、好みに合わせて現像した後の写真も比べてみます。

 

少し優しい色合いに仕上げました。多分、現像している時に誰かに甘えたかったのかもしれません。写真の現像にはその時の気分が色濃く現れる気がします。

 

RAW現像の例

もう少し分かりやすい写真で元データとRAW現像の底力を表現してみます。

 



これが撮影したままの元データ。廃屋が黒く潰れています。夕暮れの撮影にありがちな状態。実際の目で見た様子はもう少し廃屋がしっかり見えていたのですが。




黒く潰れていたところが蘇りました。こういった写真に仕上げる為にはRAW現像をする必要があります。


夕日とシルエットの写真もいいけど、本来はこういった光景でした。自分の目で見たような写真に仕上げる為にはRAWデータで撮影し、記憶を辿りながら現像作業をする必要があるのです。

 

アンダー寄りの写真が多くなることに気づいた

ブログのはじめに「最近撮る写真はアンダー寄りのものが多い」というのもここに通じていて、白飛びと呼ばれる写真の一部が真っ白になってしまう現象を回避するためでもあります。RAWで撮影することが多くなったので、あらかじめ現像しやすいように暗めに撮影するようになったという変化に気づいたのです。


現像に頼りすぎるのも良くないかも?ということで勉強も始めました。これまでにカメラ関連の本は購入したことがなかったのですが、初めて購入。

 

ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める

世界のとんでもない写真を例にしながら撮影方法や露出の算出について記載されています。写真集を見ている感覚で学べるので面白い。

 

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RAW現像、時間はかかるけど楽しいよ

手間がかかるしデータも重たいし、趣味なのにRAWで撮る必要あるの?という声もあると思いますが、私はRAWで撮影したデータを現像する作業も楽しいから続けています。


前述したように、その日の気分によって現像の傾向が変わったりする様子に気づくのも楽しいですし、以前に撮った写真を改めて現像してみると全く違う印象を持つ写真に変化する様子も楽しい。


一眼レフカメラでの撮影と現像どちらも好きなんです。1日に千枚近く撮影した日なんかは徹夜で現像作業に追われることもありますがワクワクするからやめられません。



手っ取り早く、撮影したという結果だけでいい。そんなにこだわりがない、という方にはRAWデータによる撮影は向かないかもしれないですね。

 

Adobe Photoshop CS6 Windows版 (旧製品)

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2016年11月追記

以前まではphotoshop CS6 CameraRAWという現像ソフトを使用していましたがLightroomCCデビューしました。私が購入したのはアドビクリエイティブクラウドフォトプラン。

写真の現像に特化したこのソフトは現像の表現力もさることながら、管理もしやすくなり非常に重宝しています。

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom)  2017年版 |12か月版|オンラインコード版

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Lightroomには<プリセット機能>というものがついており自分の気にいった設定を保存しておける他、インターネット上で無料配布されているプリセットをダウンロードしてワンクリックで様々な表現ができるようになりました。

 

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元の画像。写真は釧路港のサンマ漁船。

 

左側のプリセットから自分の気にいったものを選択します。今回は<Legacy pro 1600>というプリセットを選択しました。こんな感じになります。

 

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レトロな風合いもお手のもの。

 

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まだ完全に扱いきれておりませんが、頼みながら少しずつ習得していきます。

 

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