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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【地域手帖sidestory2】二日酔いからのスノーハイク、歩くスキーで死亡遊戯。

前回の記事はこちらから。


【地域手帖sidestory1】2015年出初式、梯子登りから生還しました。

前日は昼から朝までアルコール摂取。

前回の記事で地域に入る時は消防団やったらいいぜ的なことを書きましたがこの時ばかりは後悔します。出初式の直会(なおらい)は息の長い会。昼から翌日朝まで。ゆりかごからはかばまで。二日酔いの苦しみに何度も逃げ出しそうになりながら地域手帖の中の人こと、亀崎さん(以後かめちゃん)を遠別案内。よりによってこの日は午前:スノーハイク、午後:歩くスキーとハードな予定でした。かめちゃん曰く、この日の私は顔パンパンで目が真っ赤に充血しているやばいやつだったそうです。

そんなことはものともせず、むしろものにして早速スノーハイク。富士見ヶ丘公園へ。

この様子は地域手帖でも紹介頂いています。


【北海道/プチ移住】遠別町で誰もいない雪原を独占してきました

遠別が誇るアミューズメントパーク、富士見ヶ丘公園へ。

誰がなんといおうとアミューズメントパークです。冬の富士見ヶ丘公園に来ると、汚れちまった私の体が浄化されていくようです。(二日酔いは継続中)

道の駅とんがりかんをバックに。チラリと写っている軽トラが僕の代車となります。

うぐいす橋。橋の下の沢はすっかり白い世界。春にはヤチブキの花が咲き乱れ、冬には無数の野生動物の足あとが残ります。

一時間30分ほど散策したところで終了。最後は丘に建つ展望台からの眺め。ついつい一本腹亀(梯子乗りの技)が出る景色です。よっ!

道の駅とんがりかんで一息。

いつもならなんてことないスノーハイクも、この日は何故だか疲労感。理由は明確ですけど。とんがりかんで昼食がてら少し休憩です。

この日、かめちゃんが頼んだのはとんがり盆。遠別の特産品、ミズタコの刺身と煮物を使った定食です。ちなみに僕は鉄火丼を頼みました。飲んだ翌日は無性に酢飯が食べたくなるタイプの人間です。おかげさまで復活しました。(全快には至らず)

午後からは歩くスキー。

無事復活を遂げたところで昼からも同じく富士見ヶ丘公園で歩くスキー。講師は遠別のゆるキャラモモちんを町内一愛する男として有名な松橋さん。

自主制作で「やっぱりモモちん」というCDを制作し町内のこどもがいる世帯に無料配布した猛者です。ちなみに、今は三作目の自主制作CDが完成したばかり。また別の機会でこの話にも触れたいと思います。

早速スキー。

さぁ、早速山へ。かめちゃんは生まれてはじめてのスキーということで緊張気味。しかしそんな緊張もなんのその、滑り始めたら滑らかに、、、

 

 

転びます。

転びます。

後半になると慣れてきて滑らかに滑れるようになっていました。生まれてはじめてのスキーの割には順応が早くて松橋さんも驚いていました。

この日もあいにくの曇天模様でカラッとした夕日は見えませんでしたが、少しだけ灯る夕日に感動。その後、疲れた体を癒やしに旭温泉へ。

この日の夜はNPOえんおこ、農援きっと(第二期遠別地域おこし協力隊)、近隣市町村の協力隊の方々と宴会でした。その様子は次回の記事で紹介したいと思います。まだまだ続きます。心が途中で折れちゃいそう。

遠別を案内していて思うこと。

今回のケースだけでなく、友人知人が遠別町に来てくれた時、移住体験で来てくれた時にどうしても感じてしまうことがあります。自分自身は楽しんで生活しているけど、それを人に案内して、本当に楽しんでもらえるのだろうか?という不安です。どうしても他の市町村に比べて派手な観光施設、場所がなく万人受けはおそらくしないだろうなぁという印象を心の奥では持っているのです。

ただ、今回も含め私を訪ねてきてくれた人や自信を持って案内した方々からは「遠別っていい町だね。」と言って頂けることが多いのも事実。派手なものはなくても自分のお気に入りを伝え、伝わることが再確認できた。そんなひとときでした。