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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【ひらめがいっぱい】うまいもんが食べられるひらめ底建網オーナーin遠別。

追記:2016年も開催決定!

2016年もひらめ底建てひらめ底建網オーナーinえんべつの開催が決定しました。そして、すでにオーナーを募集中です。応募締め切りは《2016年5月13日》までとなっておりますので、ご興味のある方はご応募ください。イベント詳細につきましては下記URLからホームページをご覧下さい。

 

hirame.main.jp

 

2014年に開催したイベントの様子は下記からとなります。

 

ひらめ底建網オーナーinえんべつって何。

 

6月21日(土)にわが町遠別町でひらめ底建網オーナーin遠別2014というイベントが開催されました。今回で第7回目のイベントなのですが、遠別町で行うイベントの中では珍しく外向けのイベントです。

 

ひらめ底建網オーナーin遠別は、海底に網を設置して行う底建網(そこだてあみ)により、ひらめの漁獲量を競うイベントです。オーナーに登録すれば、その日水揚げされたひらめを山分けする権利が得られます。今年も大好評につき、1枠40名、計160名のオーナーを募集!! 

 

毎年たくさんの方からご応募いただき、2014年は418名の応募がありました。都道府県別の応募者数はこちら。

 

圧倒的に北海道が多い、という。実は町内在住の方で応募している方も結構います。

漁師さん別の応募者数はこちら。

 

 

漁師さんを紹介します。※キャッチコピーは勝手につけました。

 

『ひらめレジェンド』白幡船長。

漁師歴14年。7回連続出場ということでレジェンド扱いです。気さくで男らしい、素敵な方です。

 

『若きひらめリスト』太田船長。

漁師歴10年。自分の一つ年上の方ですが、今回の実行委員長でもあります。余談ですが昔、パソコンを譲って頂いたことがあります。

『独身ひらめ貴族』相内船長。

漁師歴16年。唯一の独身船長ということで女性からの応募も多いです。

『ダントツのひらめ歴』中野船長。

漁師歴26年。今回は中野船長の船に乗せてもらいました。

※2016年は中野船長に変わり、千葉船長が出場

2016年出場の千葉船長。渋い見かけとは裏腹にとても気さくな船長です。

 

 

『遠別非公式ゆるキャラ』代表理事

漁師でも船長でもありませんが、当NPOの代表理事です。非公式のゆるキャラでもあるようです。もちろんきゅうりの一本漬けとの相性もばっちり。

オーナー様以外も楽しめます。

イベント会場ではこの地域ではおなじみのホタテ稚貝の味噌汁、浜焼きが無料配布されるほか、ホタテ釣りなるものがあったりとオーナー様以外も楽しめます。

早速漁へ。

これが底建網。船のクレーンで持ち上げ、巻き取ります。

逃げ出している魚はおそらくカレイ?

傷がつかないように網ですくいます。

中にはこんな変り種も。ブリ。

カスベ。

カスベの裏側はかわいらしい宇宙人のようです。

帰港。

 

港についたらオーナーで山分けです。

それぞれの船に水揚げされた魚たちをオーナーで分け合います。ひらめだけでなく、他に水揚げされたほっけ、カレイ、にしん、カスベなどの魚も山分けです。カスベをもらってもどうにもできないんじゃないかなとも思ったりします。

ひらめの血抜き。こどもが呆然と立ち尽くしていました。

結果発表。

長くなってきたのでさらっといきます。

  1. 白幡船長 137.6kg 山分け3.4kg
  2. 中野船長 136.8kg 山分け3.4kg
  3. 相内船長 128.3kg 山分け3.2kg
  4. 太田船長 120.3kg 山分け3.0kg

当日来てくださったオーナー様にはその場で山分けして発送、これなかったオーナー様にも山分けしたひらめを発送しています。

皆様お疲れ様でした。

まとめ

町内向けのイベントが多い遠別町。ひらめオーナーinえんべつは数少ない観光客向けのイベントでもあります。小さな町なのでイベント開催における負担が大きくなりすぎるのも問題だったりします。毎年、『今年はやらないかも』みたいな噂が流れるひらめのイベント。なんとか続けていきたいものです。