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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)が咲く頃の高揚感は年追うごとに増すばかり

今年もエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)の季節

東京付近で桜が開花、そして散り始めるときに日本の左上に位置するこの地域では雪解けが進みやっと春らしい彩りが見え始めます。最初に目にする色は黄色。そうです、エゾノリュウキンカです。

 

雪解けの後は福寿草、という黄色にオレンジがかった花も有名ですが私の地域ではそんなに多く見かけることがないんですよね。なので毎年一番最初に目にするのがエゾノリュウキンカの黄色なのです。

 

今回は今年撮影したエゾノリュウキンカを愛でつつ、これまでに撮影してきた数年間のエゾノリュウキンカと自分の変化を見比べていきたいと思います。

 

 

2013年のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)と私

この頃、まだ水辺のエゾノリュウキンカの魅力には気づいていませんでした。たまたま山菜を取りに行った川縁で見かけた黄色い花(エゾノリュウキンカ)を型落ちスマホでささーっと撮影した覚えがあります。この頃、まだ一眼レフカメラは持っていませんでした。

 

エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)

 

少し色気を出して周囲をぼかしたりモノクロにしてて小賢しさが見え隠れしています。加工も荒い。

 

 

その当時の浮いている私がこちらです。

 

 

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2015年のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)と私

さっそく2014年をとばしてしまっているのですが、この時もまだエゾノリュウキンカの魅力に気づいておらず、一眼レフを手にしたのにも関わらず写真すら撮っていなかったのです。なので2015年のエゾノリュウキンカはこちら。

 

2015エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)

 

一眼レフカメラの扱いを少し覚えてきたようですが、まだまだエゾノリュウキンカの魅力を十分に引き出しているとは思えない写真。圧倒的に色気が足りない。

 

 

その当時のメンチ切っていた私がこちらです。

 

 

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2016年のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)と私

この頃にはすっかりエゾノリュウキンカの魅力に気付いて、どうしたら色っぽいエゾノリュウキンカが撮影できるかの試行錯誤を始めました。

 

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はあ色っぽい。ローアングルから水辺を照らす西日が可愛らしい玉ボケを演出しつつエゾノリュウキンカもどことなく色気を醸し出しています。

 

 

その当時強めのパーマネントを当てていた私がこちらです。

 

 

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2017年のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)と私

『水辺で西日を浴びたエゾノリュウキンカが色っぽい!(エロい)』ということに気付いた2016年。2017年は水辺×西日×エゾノリュウキンカをひたすら求めます。

 

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玉ボケに色惚け気味でした。色っぽさというより、少し媚びも感じるようなキラキラ感はおそらく同性のエゾノリュウキンカから嫌われるタイプのような気がします。

 

 

その当時浮かれ気味な私がこちらです。

 

 

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今年2018年のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)

そして今年。ここ数日でエゾノリュウキンカの蕾が少し開き始めていました。

 

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控えめな花の開きと西日が水辺を照らすことで生まれた玉ボケがなんとも色っぽいです。ここまでで一番自分の理想に近いエゾノリュウキンカが撮れたような充足感でいっぱいです。

 

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緩やかに流れる沢の水が一瞬一瞬の玉ボケを演出してくれます。まだまだ蕾のエゾノリュウキンカがたくさん。

 

 

春、そしてエゾノリュウキンカが毎年、新鮮な気持ちを蘇らせてくれています。数年間撮影したエゾノリュウキンカ(と私)を見比べてみました。それぞれの年のエゾノリュウキンカ(と私)どれが色っぽいでしょうか。

 

 

 

 

北海道山菜誌

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今週のお題「お花見」