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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

【LINEスタンプ】総販売額が残念すぎても満足度は高いからいいんだ

LINEスタンプ制作を始めてみる

2015年12月に一つ目のLINEスタンプ<田舎の言葉>を自作し、販売を開始しました。一作目は学生時代から描いていた落書きを何かに使えないかなぁーって感じでつくったもの。正直売れても売れなくてどっちでもええやん、という気持ちでつくったわけですが、そこは私も業の深い人間様ですからせっかくなら売れた方が嬉しい。あわよくばウハウハ、な気持ちで販売スタート。

 

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田舎の言葉 - クリエイターズスタンプ

 

そして2016年11月に新しいLINEスタンプ<はしご登り曲芸スタンプ>を販売開始。現在は2つの自作LINEスタンプを販売している状況です。

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はしご登り曲芸スタンプ - クリエイターズスタンプ

 

友人知人に出会うと、『LINEスタンプで稼いでんだろ』『いいなぁー、絵が描けるとそんな稼ぎ方もあるんだー』なんて話になることも多いですが『いやぁ、マジで稼げないっすよきついっすよー』『勘弁してくださいよーおごってくださいよー』なんてその場はやり過ごします。

 

LINEスタンプって本当に稼げるの?

 

 

だって、本当に稼いでいないんですから。せっかくなので今回は、これまでのLINEスタンプの売上、総販売額をお伝えしようと思います。

 

LINEスタンプ販売の仕組み

現在のLINEスタンプの一つの販売価格は120円/50コイン〜600円/250コインから選択可能です。コインというのはLINE内で使用出来る通貨のことです。

 

2015年2月以降、自作のLINEスタンプの販売した際には、30%がアップル、グーグル、35%を作者、残り35%がLINE株式会社に支払われることになります。

 

え、35%?...そうです、作者に入ってくる収入はたったの35%なんですよー!

 

私が制作開始したのも2015年2月以降なので、上記の通り35%のみが私のお小遣いになるという仕組みです。

120円でスタンプを販売した場合、一つ販売するごとに42円が自分の収入になるということですね。42円で何ができるだろうか。

 

ざっくりとお伝えするとLINEスタンプ販売はそんな感じの仕組みです。

 

これまでの総販売額をまとめてみました

LINEスタンプの総販売額

 

販売スタートのタイミングでSNSやブログで告知をしているため、初月は販売額がそこそこ伸びます。そしてわかりやすいくらいに翌月から販売額が落ち始めます。飛ぶ鳥を落とすいきおいですね。

2016年11月、新しいスタンプの販売がスタートしたタイミングでそれに引っ張られてか、旧作の販売額も微増します。そしてまた0へ。

感触的には8割型知人であったり、知人の知人、そんなつながりの中で購入者が出ているのではないのかなという感じです。

これまでの14か月で7160円というのが総販売額です。月額にすると511円。LINEコインで購入している方もいるので正確な数字ではありませんが、合計で約170人近くの方が私の自作したスタンプを使用してくださっているということです。

 

これが現実なのです。

 

LINEスタンプを作る理由

LINEスタンプでウハウハ、な現実はやってこなかったわけですがそれでも私はまたLINEスタンプを作りたいと思っています。なぜなら、自分が使いたいLINEスタンプは自分で作りたいという欲求があるからです。

『一攫千金狙いてぇー』『不労所得ウハウハ』そんな気持ちであれば今やLINEスタンプはすでに競合も多く難しいでしょう。別の方法をお勧めします。

ですが、自己満足、承認欲求を満たすための方法、駆け出しデザイナーやイラストレーターのうでだめし、落書きの棚卸しなど、<稼ぐ>以外のモチベーションがどこかにあれば売れなくてもそんなに落ち込まないのではないでしょうか。

 

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ちなみに、はしご登り曲芸スタンプではこんな遊びもできます。クイズみたいにね。