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北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

一件の除雪支援、そこにも色々エピソード。

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1月にはいってから積雪が続いて、協力隊の業務は除雪支援の割合が多くなっています。毎日除雪支援。ひとりにつき2件以上の除雪依頼が入ります。しかも玄関先の除雪、といった優しいものではなく埋まった窓を救助する、屋根の雪下ろし、車庫と家の間などが多かったりします。

本日依頼があった除雪内容は裏手の窓付近の除雪。窓には板が設置されて割れないように工夫されていましたが雪がのほとんどを覆ってしまっている状況でした。依頼主は独居の80代のおばあちゃん。どの程度の除雪が必要か話をすると、


「おてんとさまの光が見えればいい」という依頼。つつましい依頼とその言葉の響きに少しほんわかとしながら早速作業に入ります。

確かに今の状態だと日の光は入らないなぁ、なんとかせねば、なんて考えながら作業をしていると、自分はおばあちゃんに光を与える存在だ!と調子に乗った考えを持ち始めたりもしました。単なる除雪のお手伝いなのに。

80代のおばあちゃんにとっては冬道は相当怖いもの。一度の転倒、転倒しなくてもバランスを崩すだけでその後の人生が変わってしまうのです。部屋の窓からのぞくおてんとさまの大切さが伝わってきます。

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写真はそのお礼に、ということで頂いた鮭の飯寿司とビール。毎年息子さんが楽しみにしているので作っているのだそうです。そろそろ年だし作るのやめるかなぁ、と息子さんに伝えた際、作ってくれないと困る!!と怒られたんだぁ、と。そう言ったおばあちゃんの表情は嬉しそうな笑顔でした。

 

 

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